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- 太陽に感謝!【太陽礼拝(Sun Salutation)】でカラダもココロも浄化する。
太陽に感謝!【太陽礼拝(Sun Salutation)】でカラダもココロも浄化する。
太陽に感謝!【太陽礼拝(Sun Salutation)】でカラダもココロも浄化する。
ヨガをする人なら、太陽礼拝を知らない人はいないと思います。12のヨガポーズからなるシークエンス(ポーズの流れ)です。色々なバリエーションがありますが、ここでは初心者の方でも始めやすいものをご紹介したいと思います。
ヨガは5000年以上の長い歴史があります。インドでは身体のパーツは何らかの形で自然界と繋がっていると信じられており、第3チャクラ(みぞおちの辺りで太陽叢とも呼ばれる)は太陽と繋がっていると言われています。第3チャクラは感情や直観とも深く関係があり、イヤな事があると胃がキリキリしたり、「はらわたが煮えくり返る」などという怒りの表現もありますよね。そして、太陽は地球や私たちの生命には欠かせないもの、その太陽に感謝を捧げるという気持ちも込め、呼吸も意識しながら全身を伸ばしたり曲げたりするシークエンスです。肉体的な健康効果はもちろん、ソーラープレクサス(太陽叢)をキレイにして、情緒の安定や直観力をシャープにするなどの効果もあるのです。ウォームアップとしてもおすすめです。
太陽礼拝の効果
・全身の血流の促進
・腹筋、首、肩、腕、手首、腰、脚の強化と柔軟性を促進
・呼吸器系、リンパ、脊髄神経、内臓を刺激
・姿勢の改善
・ストレス解消や不安症の改善
・直観力が刺激され、決断力がシャープになったり、創造性が豊に。
・ゆっくり行う―柔軟性の強化
・早いペースで行う―有酸素運動となり心臓の強化やダイエット効果。肺や呼吸器の機能も強化
太陽礼拝は、一日のうちいつ行っても良いとはいえ、やはり朝一番に行うのがおすすめです。朝目覚めたら、スマホをいじる前に太陽の光を浴び、先ずは太陽礼拝からスタートするというのを日課にしてみませんか?きっと一日を気持ちよく過ごす事ができますよ!
やり方
1. 山のポーズで立ちます。胸の前で合掌をし、呼吸を整えます。
2. 息を吸いながら、両腕を横から円を描くように回して、天井に向けて伸ばします。両腕は耳の横、肩が上がらないようにしましょう。そのまま、ゆっくりと後ろに少し反ります。
3. 反りを戻したら、息を吐きながら腰から前屈します。
4. 息を吐きながら、両手指先をつま先から10~15㎝程のところにつけ、背筋を伸ばします。目線は少し前方です。このポーズはルックアップとも呼ばれています。
5. 息を吐きながら、前屈の姿勢に戻ります。
6. 両手を肩の幅で床にしっかりつけ、右脚を後ろに伸ばし、続けて左脚を後ろに伸ばして、両脚を揃えます。プランクポーズです。
7. 両ひざを床に落としたら、胸とアゴを床につけましょう。
8. 腰を下げ、お腹を床につけます。
9. 両手を身体の横、床にしっかりとつけましょう。顔を上げ、両手を床に押しつけるように腕を伸ばしつつ、上体を持ち上げながら反らします。肩甲骨を真ん中に寄せるように意識しましょう。コブラのポーズです。
10. つま先をひっくり返したら、腰を持ち上げダウンドッグのポーズに移ります。お尻は天井に向かい、両手は前方に向かうように床に押しつけ、かかともしっかり床を押すようにします。
11. 少しヒザを曲げ、ゆっくりと前方、両手の方へ歩いて行きましょう。
12. 両手の位置まで歩いたら、前屈のポーズになります。
13. 息を吸いながら上体を持ち上げつつ、両腕は円を描くように天井に向かって伸ばします。
14. 息を吐きながら、山のポーズに戻り胸の前で合掌します。
このシークエンスを3~5回程行いましょう。慣れてくれば、12回のセットを朝晩行うのも良いでしょう。15分間など時間を決めるのも一つのやり方です。是非、毎日続けてみてくださいね。
▼Tips▼
最初は順序を覚えるのに気をとられてしまうかもしれませんが、呼吸を忘れないように意識して行いましょう。
※ 身体に故障のある方、妊娠中の方は必ずお医者さまの指示に従って行ってください。また、ヨガは食後2時間経ってから行いましょう。