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【冬のしつこい乾燥肌対策!】しっとりするのにベタつかない♪ 保湿アロマクリーム作り
- 2020/11/5
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【冬のしつこい乾燥肌対策!】しっとりするのにベタつかない♪ 保湿アロマクリーム作り
たった3分混ぜるだけ!簡単レシピ
冬場のしつこい乾燥肌にお悩みではありませか? 寝る前の背中のかゆみ、お風呂上がりのお肌のかゆみ、気になりますよね…。秋冬は空気も乾燥し、熱いお風呂に入ってしまうと余計な皮脂まで流れ落ち、お肌のバリア機能までもが低下してしまい、肌トラブルの原因にも…。
そこで! 今回は、たった4つの材料を混ぜるだけで、とっても簡単にできる、「保湿アロマクリーム作り」 をご紹介いたします。 火を使わずに作れるのでお子さんからご高齢の方まで、みんなが楽しく作れるレシピです。つけ心地はサラッとしていて、長時間経過してもベタつかず、荒くなったお肌のキメも整えてくれる、なんとも嬉しいアロマクリームです。
使用する精油は、香りが優しく、鎮静作用があるとされる「ラベンダー」と「カモミール」の2種類。寝る前に塗るだけで、ふんわり香る優しい香りに癒されますよ。特に、かゆみが気になってなかなか寝付けない方におすすめのアロマクリームなので、さっそく作ってみてくださいね!
材料 大体1ヶ月程度で使い切りましょう
♥ ラベルシール (あると作成日が判り、便利です。)
♥ 遮光クリーム容器
(50ml)
♥ 竹串またはガラス棒
♥ ビーカー 100mlサイズ 1個
♥ ビーカー 50mlサイズ 1個
♥ はかり
<基材>
♥ 精製水またはハイドロソル 30〜35ml
♥ 植物油(何でもOK!) 2ml
♥ ヒマワリ乳化ワックス 1g
<精油>ラベンダーとカモミールをお好みの分量で、入れましょう。
※カモミール・ローマンは香りが強いので、分量には注意しましょう
♥ ボディ用(主に首から下) 合計で6滴
例えば…
● リラックスできる香りをしっかり楽しみたい時 ラベンダー4滴/カモミール・ローマン2滴
● お肌のかゆみが気になる時に カモミール・ローマン4滴/ラベンダー2滴
♥ フェイス用 合計で3滴
例えば…
● くすみや肌荒れが気になる時 ラベンダー2滴/カモミール1滴
● お顔の赤みやかゆみが気になる時 カモミール2滴/ラベンダー1滴
※お肌に良さそうだからと言って、合計で3滴以上入れないようにしましょう。肌トラブルの元となりますので、滴数は守りましょう♪※
作り方
作成時間:3〜5分程度 ★あらかじめ計量しておきましょう★
1. ビーカーにヒマワリ乳化ワックスと精製水をゆっくり少しずつ加え、よく混ぜましょう。だんだんとクリーム状になってきます。(この時点では少々ダマになっていてもOK!)(A)
2. 植物オイルを(A)に入れて、さらによく混ぜます。(B)
3. (B)に精油をお好みで、ボディ用の方は6滴、フェイシャル用の方は3滴まで入れましょう。
4. ダマがなくなるまでよく混ぜてクリームは完成です!
5. 容器にラベルシールを貼れば完了です。
作成中〜使用中の注意
お家にペットがいる方は、窓辺やテーブルに作ったものを放置せず、必ず蓋を閉め、ペットの口に入ることがないようにしましょう。
使い方 朝も夜もOK!
その1) 日常で乾燥が気になる部分へ塗布し、伸ばしましょう。
その2) 乾燥によるかゆみがあり、落ち着かない時に、その部分へ塗布し伸ばしましょう。
その3) フェイシャル用に使用する際は、化粧水などで肌を整えた後に、蓋をするように薄く、塗りましょう。目や口など、粘膜に入らないようにご注意くださいね。
■ラベンダー 精油
シソ科。爽やかで優しく、落ち着く香りのラベンダー。家庭に1本は常備がマスト!急な肌トラブルやかゆみにも効果的であると言われ、敏感肌を含む、全ての肌タイプにおすすめの精油です。子供やご高齢の方へのスキンケアにも使える精油なので、ローションやスプレーにして普段使いにもお役立ていただけますよ。また、ニキビや肌荒れが気になる方は、ティートリーと一緒にブレンドしてみましょう。傷をはやく治すとも言われています。
■カモミールローマン 精油
キク科。「大地のリンゴ」と呼ばれ、まるで青リンゴのような香りが特徴。子供から大人まで使えるので、ラベンダーと併せて常備しておきたい精油です。アレルギー性皮膚炎やかゆみの緩和に効果的で、特にラベンダーとのブレンドは相乗効果が期待され、皮膚トラブルも治りやすいと言われてきました。そして、ラベンダーをはじめ、ローズマリー、ペパーミントなど、他のシソ科精油とのブレンド相性もGOOD!ただし、香りが少々強いので、ブレンドする際には注意が必要です。
■そもそも ”乳化ワックス” とは…?
一言で表すと水分と油分を混ぜ合わせる 「界面活性剤」 という言葉に行き着きますが、シャンプーやボディソープにも「界面活性剤」は、必ず入っていますよね。今回ご紹介している、ヒマワリ乳化ワックスは、水溶性高分子とヒマワリオイルの脂肪酸からできており、植物由来で肌への負担も少なく、安全性が高いことから、熱を加えないで作るクリームの代表選手としてよく使用される素材です。
■おすすめ!ヒマワリ乳化ワックス
「湯煎器具を使ったクリーム作りはちょっとハードルが高い…」 という、アロマ初心者さんにおすすめなのが、ヒマワリ乳化ワックスを使用した、「火を使わないでできるアロマクリーム」です。 しっかり保湿できるのにベタつかず、最後はサラっとしたつけ心地の半ジェル状クリームとなります。きっと年間通して活躍すること間違いなし!つけた瞬間に香る、精油の香りを楽しみながら、ぜひ毎日のスキンケアに取り入れてみてはいかがでしょうか。
ご注意
◇今回ご紹介した、精油と植物油は食品添加物ではありませんので誤飲には十分にご注意ください。
◇万が一、精油が目に入った場合は綺麗な水で洗い流してください。
◇3歳以下のお子様への、精油を使用したトリートメントはお控えください。
◇3歳以下のお子様は、芳香浴での精油の使用は可能です。
◇お子様が精油を飲み込んでしまった場合は、吐かせずに、すぐに医師の診察を受けてください。
◇お肌に合わないと感じたら使用をすぐに中止しましょう。
◇異変があった場合は医師にかかりましょう。
大切なペットと暮らす、ご家族のみなさま
犬や猫だけではなく、たくさんの動物たちの嗅覚は、私たち人間よりも格段に鋭いのをご存知ですか?
そのため、人に対する精油の使用であっても、ペットに害が及ばないように注意しましょう。
例えば、精油を用いた暮らしをする場合、香りをペットたちの鼻先にいきなり持っていかないようにご配慮くださいね。できる範囲でアロマのある暮らしを楽しんでいただけたらと思います。今回は美容液ですが、誤って倒してこぼれてしまった場合、ペットがそれを舐めないようにする配慮が必要です。
また、日常からアロマスプレーなどを作成したい方は、以下の計算式を参考にしていただけたら幸いです。
<濃度の計算式>
(例)100mlの水に対して、0.1%濃度の場合 2滴
100×0.001= 0.1 → 0.1÷ 0.05(0.05は、精油1滴あたりの数量です。0.05/滴)=2