- ナチュロパシー 自然療法
- アロマテラピーのレシピ, アロマテラピーの世界, ナチュラルレメディ
- 【春の香りでストレス緩和】気持ちに寄り添う、やさしいフレグランスコロン作り
【春の香りでストレス緩和】気持ちに寄り添う、やさしいフレグランスコロン作り
- 2021/3/11
- アロマテラピーのレシピ, アロマテラピーの世界, ナチュラルレメディ
- アロマクラフト, イランイラン, エッセンシャルオイルDIY, オレンジ精油, プチグレン, マスク生活、疲れ, ロールオンボトル, 春の香り、ストレス緩和, 精油
【春の香りでストレス緩和】気持ちに寄り添う、やさしいフレグランスコロン作り
翌朝の体と心が驚くほど軽やかに♪
1年以上も続く、マスクのある生活にうんざりしている方や、緊張感のある毎日に疲れを感じている方、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。知らず知らずのうちに溜まった見えないストレスは、体だけではなく、心の負担にもなります。中には過呼吸になってしまう方や、なんとなく、喉がつかえる感じがあるなど… この春は、体からの不調サインに耳を傾けてみませんか?
そこで今回は、少しでもストレスや緊張感を和らげて、心の安定を取り戻せるような精油3つを使って、春の香りのフレグランスコロン作りをご紹介いたしますね。
お日様のような暖かみのあるオレンジとイランイランの香りと、雪解けや、冬のビターな香りのイメージが残るプチグレンを合わせてみました。特にプチグレンの作用は、高級精油のネロリの代用としても効果的と言われ、コストパフォーマンスも高く非常に有用です。
ぜひ作ってみてくださいね!
材料 〜気持ちに寄り添う、やさしいフレグランスコロン作り〜
<容器>
♥ ロールオンボトル容器 10mlサイズ
<基材>
♥ 植物オイル 8〜9ml程度
<普段の肌タイプとつけ心地からお選びいただけます>
♥ 乾燥肌・敏感肌の方
スィート・アーモンドオイル: 低刺激でお肌をしっとり、柔らかくさせたい方向け
♥ 脂性肌タイプの方
グレープシードオイル:軽くさっぱりとしたつけ心地と香りを楽しみたい方向け
♥ 普通肌タイプの方
ホホバオイル:すべての肌質に合い、浸透性が良いものを使いたい方向け
<精油>(全部で6滴入れましょう:濃度/オーデコロンタイプ:8〜9mlに対して3%濃度)
♥ オレンジ 3滴
♥ イランイラン 1滴
♥ プチグレイン 2滴
作り方
作成時間:1〜2分程度 ★あっという間にできますよ★
1. ロールオンボトルを閉めた時に溢れない程度に、 植物油を入れます。
※目安としては、ロールオンボトルの肩から小指1本分下まで入るくらいの量(約8〜9ml程度)
2. 精油を プチグレン→イランイラン→オレンジの順で入れて蓋を閉めます。
3. しっかりと蓋を閉め、10回ほど容器を傾けて香りをなじませればフレグランスコロンの完成!
4. 香りを熟成させたい方は、2〜3日後から使い始めてみましょう♪
使い方
その1)顎の付け根につけて、ふんわりと香りを楽しむ
耳の裏側の顎の付け根のくぼみに軽く、クルクルと塗ります。オレンジとイランイランの甘く優しい香りが、体温とともに揮発して、自分の周りだけにふんわりと香り、やさしい芳香浴を楽しむことができますよ。ロールオンフレグランスは安心感や幸福感を与えてくれる香りを選ぶのがおすすめです♪
その2)デコルテに沿って塗って、ダイレクトな香りを楽しむ
デコルテに沿って、中心から外側へ開くように、クルクルと塗ります。胸元からダイレクトに香りが届くので、不安感の強い方や、気分が落ち込みやすい方、眠りが浅い方や、夢をたくさんみてしまい、起きると疲れてしまうという方におすすめ! 翌朝の心と体がとても軽くなっている体験ができますよ。
■オレンジ 精油
ミカン科。柑橘系を代表する甘く優しい、心がほっとする香り。長く続くストレスによって、自分肯定できない時に、リラックスを促し、明るく前向きな気持ちにさせてくれますよ。 落ち込み・不安・イライラ・うつ状態・否定的になっている自分に気づいた時には、オレンジの香りに頼ってみてはいかがでしょうか。また、心を穏やかにしてくれる、ラベンダーやイランイランとの相性もよく、眠りの質を上げたい方にもおすすめです。
■イランイラン 精油
バンレイシ科。「花の中の花」と呼ばれ、エキゾチックで濃厚甘美なその香りは、まるで高級フレグランスのよう。心配事や不安、パニックから心を解放し、フローラル系の精油の中でも、特に深いリラクゼーションを与えてくれる香り。同時に気分を高める「高揚作用」があるとされ、心と体のバランスを整えてくれますよ。さらに、フローラルな香りがお好みの方は、ゼラニウム・パチュリと合わせてみましょう。大人の雰囲気が漂う、香水のような香りがしますよ。
≪併せて読みたい≫
【精油:イランイラン】~弱った心に優しく働きかける「花の中の花」~
■プチグレン精油
ミカン科。ビターオレンジの枝葉から抽出される精油で、グリーン調に柑橘系が混ざった香り。リフレッシュとリラクゼーション両方に使え、怒りやパニックを鎮めて、落ち込んだ心をリフレッシュさせてくれます。ビターオレンジの「花」から抽出されるネロリはとても高価ですが、プチグレンは比較的安価で手に入れやすく、ネロリに似た作用が穏やかに働くのでスキンケアや香水の原料としても人気がありますよ。
≪併せて読みたい≫
【精油:クレメンタイン・プチグレン】~甘くソフトで爽やかな香りで心も体もリフレッシュ~
【春彩祭 HARU・SAI・SAI】デコルテ専用!桜の香りのフレグランスオイル作り
今回のレシピ、いかがでしたでしょうか。
少しでもストレスや緊張感、不安感が解消できるような香りをと思い、ご紹介いたしました。
ポーチに入るサイズ感のロールオンフレグランスなので、持ち運びにも便利です♪
ぜひ、作ってみてくださいね。
ご注意
◇今回ご紹介した全ての精油は、食品添加物ではありませんので誤飲には十分にご注意ください。
◇万が一、精油が目に入った場合は綺麗な水で洗い流してください。
◇3歳以下のお子様への、精油を使用したトリートメントはお控えください。
◇3歳以下のお子様は、芳香浴での精油の使用は可能です。
◇お子様が精油を飲み込んでしまった場合は、吐かせずに、すぐに医師の診察を受けてください。
◇お肌に合わないと感じたら使用をすぐに中止しましょう。
◇異変があった場合は医師にかかりましょう。
大切なペットと暮らす、ご家族のみなさま
犬や猫だけではなく、たくさんの動物たちの嗅覚は、私たち人間よりも格段に鋭いのをご存知ですか?
そのため、人に対する精油の使用であっても、ペットに害が及ばないように注意しましょう。
例えば、精油を用いた暮らしをする場合、香りをペットたちの鼻先にいきなり持っていかないようにご配慮くださいね。できる範囲でアロマのある暮らしを楽しんでいただけたらと思います。日常からアロマスプレーなどを作成したい方は、以下の計算式を参考にしていただけたら幸いです。
<濃度の計算式>
(例)100mlの水に対して、0.1%濃度の場合 2滴
100×0.001= 0.1 → 0.1÷ 0.05(0.05は、精油1滴あたりの数量です。0.05/滴)=2