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【初夏を彩るさわやか果実】ライムのアロマディフューザー作り
- 2021/6/10
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- アロマクラフト、簡単, エッセンシャルオイルDIY, オレンジ精油, ストレスケア, モヤモヤ感解消, ライム精油, レモン精油, 無水エタノール, 爽やかな香り, 竹串アロマディフューザー
【初夏を彩るさわやか果実】ライムのアロマディフューザー作り
ズボラさんでもお手軽&カンタン♪
おうちの中には、1日で何度も立ち寄る場所がありますよね。洗面台や脱衣所、お手洗いに、玄関。その場所がほんのちょっといい香りに包まれるだけでも気分が上がります。無意識のうちに感じる、 “心地良い香り” は、暮らしのエッセンスだけではなく、毎日のストレスケアにも役立ちますよ。
そこで今回は、おうちで 「ながらストレスケア」 ができる、アロマディフューザー作りをご紹介いたしますよ。制作時間はわずか5分足らず。全部を混ぜて、シールを貼って、竹串を刺すだけのカンタン工程です♪
香りは初夏を彩る、爽やかな果実感たっぷり!3種の柑橘の香りです。「ここ最近、ストレス発散できていないな」「仕事や家事の合間に胃がキリキリする」「ストレスや疲労感が続く」と、感じている方に特におすすめの香りです。柑橘系の香りはリフレッシュ効果が高いとされ、心身の強壮や、心や強い不安感・モヤモヤ感、ストレス発散にも役立ちますよ。
おうちの中でよく立ち寄る場所に置いて、暮らしながらストレスケアを今日から始めてみましょう!
準備するもの
♥ ガラス製のボトル瓶 100mlサイズ程度
※購入時はキャップ付きでOK!使用するときはキャップを外し、竹串を差します。
(長期使用の場合、プラスチック容器は精油で溶ける可能性があるのでご注意を)
♥ 市販の竹串 5本 長さは18cmくらいがベストです(家庭用の焼き鳥串でOK!)
♥ 無水エタノール ※100mlあれば足ります。ご自宅の無水エタノールをチェックしてみましょう。
<精油 全部で40滴(〜50滴でもOK!香りの強さはお好みで♪)>
♥ ライム精油・・・・・・・・・・10滴(ライムは香りが強いので、このくらいでちょうど良いです♪)
♥ レモン精油・・・・・・・・・・10滴〜15滴
♥ オレンジ精油・・・・・・・・・20滴〜25滴
★しばらく使っていない精油はありませんか?★
お手持ちの精油ボックスを見てみましょう。誰しも必ず1〜2本は、しばらく使っていない精油や酸化している精油があるはず。そのままゴミ箱に捨てようかな・・・という方、ちょっと待って!
その精油、今回のクラフトに使えますよ♪ 下記の作り方をチェック!
作り方
作成時間: 3〜5分程度 使用期間:1ヶ月〜2ヶ月程度
1. 無水エタノールを、容器の7〜8分目まで入れましょう。目分量でOK!(A)
※こぼれないように、ゆっくり、丁寧に。
2. お手持ちの精油が十分にある方は(A)に精油を40〜50滴入れましょう。
3. お手持ちのしばらく使っていない精油が瓶の底に溜まっている方はドロッパーを外して、(A)に入れましょう。このときはブレンドの割合は自由に!思い思いの香りでOK!
※精油瓶の底や壁に精油がついている時は、精油瓶にエタノールをほんの少し入れて左右に振ります。精油がエタノールに溶け出したら、そのまま(A)に入れましょう。
4. 無水エタノールと、精油を馴染ませるため、瓶を軽く左右に振ります。(B)
5. 次は竹串を切りますよ。竹串の尖っている方を2cmほど切ります。竹串は硬いので、頑丈なキッチンバサミで切るのをおすすめします。怪我には十分注意をしましょう!
6. 竹串は切った方を下にして、(B)に入れて完成です。
7. ご自宅の洗面台や、お手洗い、玄関などに置いて香りを楽しみましょう♪可愛いシールやお気に入りのラベルなどを貼っても素敵に仕上がりますよ♪
8. 香りや中身がなくなってきたら、作り足してみましょう。
使い方
その1)洗面台のフレグランスに。
洗面台の角に置くと、ほんのりと香りが漂います。朝の洗顔や、お風呂上がりで嗅覚がリセットされているときは、特に香りを楽しむことができますよ。おうちがまるでラグジュアリーホテルの洗面台に早変わり!香りで始まり、香りで終わる素敵な1日となることでしょう。もちろん、玄関や寝室などに置いてもOK。
その2)お手洗いに飾ってもよし。
おうちの中でも暗い雰囲気になりがちなお手洗いですが、お手洗いに飾り台はありますか? もしあれば、作ったディフューザーを置いてみましょう。なければ足元の隅でもOK。爽やかな香りが、空気の淀みを一瞬で晴れやかにして、素敵な心安らぐサニタリー空間に。さっそく置いてみましょう。
■ライム精油
ミカン科。レモンに比べビターで、フルーティーな甘さのあるシトラスの香り。香りはやや強めなので、ブレンドするときには比率に注意しましょう。ビターな中にも、爽やかなその香りは、心をスッキリとリフレッシュさせて、憂鬱な気持ちや、不安感を軽減させてくれますよ。思考もクリアになるので、前向きな気持ちをもたらしてくれる香りです。
■レモン精油
ミカン科。柑橘の王様と呼ばれるレモンは、みずみずしさをスッキリと感じる爽やかなシトラスの香り。心を明るくして、リフレッシュを促すレモン精油は、ストレス性のシクシクとした胃の不快感がある時や、精神的に行き詰まってしまった時におすすめですよ。
※レモン精油は 「光毒性」がある精油です。トリートメントで使用する際には、塗った直後は紫外線に当たらない等、配慮が必要です。今回の芳香浴の場合は心配ございません。
■オレンジ精油
ミカン科。アロマテラピー初心者にもおすすめのオレンジ精油。柑橘系のみずみずしさと、どこか懐かしいような甘く優しい香りを持ち合わせます。ストレスが長く続くときにもおすすめで、強い不安や緊張感をほぐし、心を明るく照らしてくれますよ。作用が非常に穏やかなので、アロマ初心者さんはもちろん、妊婦さんや、小さなお子様にも安心してお使いいただける香りです。
今回のレシピはいかがでしたでしょうか。
精油ボックスを開けてみて、しばらく使ってない精油をかき集めて。たっぷりある方はそれを使って、さぁ、一緒に作ってみませんか?
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ご注意
◇今回ご紹介した全ての精油は、食品添加物ではありませんので誤飲には十分にご注意ください。
◇万が一、精油が目に入った場合は綺麗な水で洗い流してください。
◇3歳以下のお子様への、精油を使用したトリートメントはお控えください。
◇3歳以下のお子様は、芳香浴での精油の使用は可能です。
◇お子様が精油を飲み込んでしまった場合は、吐かせずに、すぐに医師の診察を受けてください。
◇お肌に合わないと感じたら使用をすぐに中止しましょう。
◇異変があった場合は医師にかかりましょう。
大切なペットと暮らす、ご家族のみなさま
犬や猫だけではなく、たくさんの動物たちの嗅覚は、私たち人間よりも格段に鋭いのをご存知ですか?
そのため、人に対する精油の使用であっても、ペットに害が及ばないように注意しましょう。
例えば、精油を用いた暮らしをする場合、香りをペットたちの鼻先にいきなり持っていかないようにご配慮くださいね。できる範囲でアロマのある暮らしを楽しんでいただけたらと思います。
今回は、アロマディフューザーでしたが、ペットたちが倒してこぼしたり、飲んだりしないよう配置にも気を付けましょう。
日常からアロマスプレーなどを作成したい方は、以下の計算式を参考にしていただけたら幸いです。
<濃度の計算式>
(例)100mlの水に対して、0.1%濃度の場合 2滴