人には中々分かってもらえない辛い【慢性疲労症候群】をエッセンシャルオイルで改善！

慢性疲労症候群は、英語でChronic Fatigue Syndromeと言い、頭文字をとってCFSと呼ばれています。激しい疲労感が6か月以上続くと慢性疲労症候群と言われていますが、診断が中々難しく、副腎疲労に非常に近い関連性があるという専門家もいます。最初はインフルエンザにかかったような症状となりますが、症状は改善する事なく慢性的となり、他にも関節を動かす時の痛み、筋肉の痛み、頭痛、寝汗、不眠や過眠、集中力や記憶力の低下、過敏性腸症候群のような消化器官の障害、更に精神的にも不安、イライラ、鬱、パニック障害などの症状が引き起こされてしまいます。原因はまだ明確には分かっておらず、日本には専門医もまだ少いため病院に行っても抗うつ剤や睡眠薬などと処方される事も多々あり、副作用によって症状が悪化する場合もよくあるようです。

自然療法ではエネルギーアップや気分も良くするビタミンB群、慢性疲労患者に不足しがちなカリウムやマグネシウムのサプリメントで補充するという方法もすすめられていますが、ここでは慢性疲労の改善に効果があるエッセンシャルオイルをご紹介いたします。サプリメントと併用すると効果をより上げてくれるでしょう。

慢性疲労症候群を改善するエッセンシャルオイルたち

♥ ホーリーバジル
生命の万能薬と呼ばれるホーリーバジルは、ストレスに対抗し、呼吸器、循環器系や消化系など身体全体の働きを正常化する働きのあるアダプトゲンハーブです。ストレスが多くなると分泌量が増えるストレスホルモンのコルチゾールのレベルを調整する作用を持ち、副腎の疲れに働きかけてくれます。疲弊した神経をなだめ、気分を上げたい時にはおすすめの精油です。

♥ ブラックスプルース
ブラックスプルースには副腎を強化する働きがあります。疲労が続くと副腎はコルチゾールを分泌してストレスに対抗しますが、この状態が続きコルチゾールがうまく分泌できなくなった副腎を強化して、副腎疲労を回復させてくれます。疲れがたまってやる気がでない、そんな時には夜眠る前にブラックスプルースのエッセンシャルオイルを背中に塗ってから眠るといいでしょう。翌朝、いつもよりも目覚めが良くなり、やる気もアップします。

♥ ラベンダー
ラベンダーは、鎮痛、鎮静、自律神経の調整、睡眠の改善、血圧を下げるなど、多くの働きを持っています。疲れた神経や身体の痛みを和らげ、落ち込んだ気分を上げる働きもあるので、慢性疲労の症状を改善してくれるでしょう。リラックス効果は抜群の精油です。

♥ イランイラン
イランイランには鬱っぽくて沈んだ気持ちを引き上げてくれたり、不安な気持ちを和らげる効果の他、血流促進、血圧を下げる、免疫力アップする働きもあり、心臓血管や内分泌腺（ホルモンを血液や体液などに放出する腺）の機能改善にも役立つ精油です。

♥ ローマンカモミール
甘くて爽やかな香りのローマンカモミール。怒りや不安、パニックやイライラするような神経の昂りを優しく抑えてくれます。また腰痛、筋肉の痙攣、関節痛や神経痛などを改善してくれます。血圧を下げ、炎症を抑える効果も。

♥ ローズマリーベルベノン
ローズマリーはヘアケアやスキンケアに効果のある精油ですが、同時に成分のベルベノンは肝臓や胆嚢の機能回復にも役立つ事が知られています。腹部膨満感、胸やけ、食欲不振にも効果的。また自律神経の調整、鬱や気分のむらなど精神的な面もケアしてくれます。

♥ ベルガモット
柑橘フルーツの大変爽やかな香りで人気のベルガモット。その働きは自律神経を整えてくれたり、不安定な気分や鬱状態、不眠などの改善があります。また腹部膨満感や疝痛、消化不良、便秘や下痢などを改善し、食欲も上げてくれます。

この他にもレモンバーム、マージョラム、ゼラニウムなどもおすすめの精油です。

≪エッセンシャルオイルの他、慢性疲労に効果的なサプリメント≫

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