【ヘッドスタンド】～血流改善と集中力アップのポーズ～

秋に入り、少し気温も下がって来ましたね。気温が下がると身体も縮こまり始め、血流も悪くなりがちです。手足が冷える、肩がこる、血圧が上がる、不眠や疲労感が増すなど、血流が悪いと何も良い事はありません。本格的に寒くなる前に血流改善に良いヘッドスタンドを練習しましょう。

ヘッドスタンドには良い効果が沢山

・手足を含め全身の血液循環を改善

・前立腺や脳下垂体への刺激

・消化改善

・脊椎筋、腕、脚、腹筋の強化

・静脈瘤の軽減

・集中力やバランス感覚を高め、ストレスも解消

ヘッドスタンドのやり方

1.　チャイルドポーズをします。
正座をしたまま、上半身を前に曲げ両腕を前方に伸ばしたら、両手の指をしっかり組み、小指側を床につけます。

2.　ヒジは肩幅に開き、ヒザを立てます。頭を組んだ両手に持っていき、頭頂部は床につけ後頭部は組んだ手の内側にピッタリ合わせましょう。

3.　ヒザを床につけたまま数センチ前に進んだら床から離し、つま先立ちします。

4.　背筋は丸くならずに真っ直ぐにしたまま、つま先立ちした足で頭の方に少しずつ歩いていきます。

5.　足先が頭に近づいたら、ヒザを曲げお腹にグッと力を入れ、息を吐きながらゆっくり足を床から離す、もしくは軽くホップします。ヒザは曲げたままです。

6.　バランスを取りながら、曲がったヒザをゆっくりと伸ばしてゆき、かかとを天井に向かって伸ばします。
そのまま10秒キープしましょう。

7.　戻る時は、ヒザを曲げゆっくりと足を床につけたら、チャイルドポーズに戻りリラックスします。足が床に付いたからと言って、がばっと起き上がらないように気をつけてください。

▼Tips▼

最初は倒れたらどうしようと不安に思われるかもしれませんので、誰かに側でサポートしてもらうとか、組んだ手を壁から15㎝～20㎝位のところに置いて、壁に向かって練習してみましょう。周囲には何もない場所でクッションなどを置いておくと安心ですね。ヘッドスタンドを行う前はよくストレッチをし、集中できる環境で練習してみてください。決して無理はせずにご自分のペースをお忘れなく。難しければ、4.まででも大丈夫ですよ。

注意：首、背中、腰に故障がある方、心臓に問題がある方、高血圧や緑内障の方、頭痛、妊娠中、生理中の方はこのポーズはお控えください。また、他にも身体に故障のある方は必ずお医者さまの指示に従って行ってください。

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