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【春野菜のオムレツ】〜季節の変わり目に春野菜で栄養補給~
【春野菜のオムレツ】〜季節の変わり目に春野菜で栄養補給~
春野菜の季節がやってきました。冬の寒さが終わり、春のすがすがしい陽気を感じると気分も上がりますよね。しかし、お花見を楽しむという方々がいる反面、鼻水や目の痒みなどのアレルギー症状で、体全体の具合が悪くなってしまう方も多いかと思います。以前にもお話しましたが、春は冬に溜めた老廃物をデトックスするのに良い時期です。今回は春野菜をたっぷり使ったオムレツをご紹介します。
« 卵 »
卵はタンパク質の宝庫で、大きな卵1個には6gも含まれています。
タンパク質は、筋肉だけではなく、体の組織作りにもとても大切です。卵はコレステロール値を上げてしまうという理由で敬遠されがちですが、1個の卵に含まれるコレステロール値は約200-215mg。1日に必要なコレステロール摂取量は300mgですから、1日1個でしたら問題はありません。但し、すでにコレステロール値がとても高い方は注意が必要です。また細胞壁の形成に欠かせないコリンというビタミングループに入る栄養素や、爪、髪の毛、皮膚の健康に関わるビオチン、目の健康に効果的と言われる抗酸化物質のルテインとゼアキサンチンも含まれています。
« 細ねぎ »
ネギに含まれるアリシン(硫化アリル)が強い香りを発します。アリシンは糖代謝を促進したり、またビタミンB1と結びつく事により吸収が良くなり、疲労回復を助けます。皮膚や目の健康に良いβカロチンも多く含まれ、その他にもビタミンCやカルシウムが豊富です。
« 芽キャベツ »
ビタミンやミネラル類をバランスよく含んでいます。
♦ 1/2カップ強の芽キャベツ(調理済)に含まれる成分色々。
ビタミンC:1日に必要な摂取量の80%を含んでいます。ビタミンCは、免疫力を高める働きがあり、風邪予防や疲労回復、そしてコラーゲン生成、鉄分吸収を上げるのに必要なビタミンです。
食物繊維:約2g含まれ、1日に必要な食物繊維の8%を補います。コレステロール低下に効果的で、腸の健康維持に大切な成分です。
ビタミンK:一日に必要な摂取量の137%も含まれています。ビタミンKは骨の健康に大切なビタミンですが、血液凝固因子のプロトロンビンが肝臓で生成されるときにも補酵素として必要です。但し、抗凝固剤を飲んでいる方はビタミンKの摂取量に気をつけないといけません。
その他、芽キャベツに含まれるフラボノイド系の抗酸化物質のケンペロールには、抗がん作用、抗炎症作用があると言われています。
芽キャベツは人間の酸化的DNA損傷を減らすのかという研究があります。その結果、1日に2カップの芽キャベツを3週間食べた人の細胞の酸化ストレスによるDNA損傷が、28%減ったと示されました。
また植物性オメガ3脂肪酸のαリノレン酸 (ALA)も含まれ、心血管疾患や中性脂肪減少、インスリンの働きを良くする、抗炎症などの効果があります。
材料 2人分
♥ 卵 大3個
♥ 細ねぎ 1本 スライス
♥ 芽キャベツ 6個 4等分
♥ オリーブ油 大さじ 4
♥ 塩とこしょう
♥ お好みでフェタチーズ等のチーズ
♥ バター
作り方
- ねぎは斜め薄切り、芽キャベツは4等分にくし形切り。
- ボールに卵を溶いて軽く塩とこしょうを少々加えます。
- フライパンにオリーブ油大さじ2を熱して、芽キャベツが茶色くなるまで炒めて、ネギを加えて透き通るまで炒めたら、塩こしょうを加えます。お皿に移します。
- 再度フライパンにオリーブ油大さじ2とお好みで少しバターを入れて中火で熱し、卵液を全体に回し入れて、ヘラで全体をかき混ぜます。半熟状になったら、3を入れ、お好みでチーズを加えて蓋をして弱火で数分焼きます。