花粉症対策

(新)鼻スプレーのコピー

【花粉症対策におすすめ! 】〜スーッと落ち着く、春のミントバーム作り〜

花粉症による5つのお悩みをアロマで解決!?

今年もこの時期がやってきました、花粉症。
日本気象協会によると、2019年のスギ花粉飛散予報は、九州では2月下旬〜3月上旬、中国・近畿地方では3月上旬、四国・東海地方では3月上旬から中旬。金沢と仙台では3月中旬から下旬にピークを迎え、東京のピークは3月上旬から4月上旬となり、花粉が飛ぶ期間が長くなるそうです。

花粉症による5つのお悩みをアロマで解決!?

◇ 毎年春が億劫
◇ 外出にはマスクが欠かせない
◇ 鼻づまりで就寝時がツライ
◇ 花粉で喉がイガイガする
◇ 花粉症の薬を飲むと仕事中に眠くなる

と、お悩みの方。今年も多いのではないでしょうか。 お花見シーズンもすぐそこに。「花を見ている場合では…。」「とにかく花粉から逃れたい…。」 そんな悲痛な叫びが今にも聞こえてきそうですよね。まず、花粉症対策の基本は、マスクの装着や免疫力を上げるため毎日の食事や睡眠がとても大切な要素ですが、実はアロマテラピーでも十分に対策ができるので、今回はシーズン直前でも間に合う、自宅で簡単!スーッと落ち着く、春のミントバーム作りをご紹介いたします!

材料と道具

スーッと落ち着く 、春のミントバーム作り

<基材>
ミツロウ5g
ホホバオイル20ml

基材は、ミツロウ5gとホホバオイル20ml

<精油>
基本の精油 (全部で10滴入れましょう)
ペパーミント精油 4滴
サイプレス精油 2滴
レモン精油 2滴
スィートオレンジ精油 1滴

プラスα(ブレンドの相性が良いもの)
ラベンダーファインポピュレーションフランス 1滴

<道具>
30g クリーム容器 (出来れば遮光のものを選びましょう)
鍋(もしくはフライパン)
100mlサイズのガラスビーカー:2個 ※(A)(B)と記載します※
竹串(もしくは不要になった割り箸など)
はかり
ラベルシール(今回は長方形がオススメです。ネームシールでもOK!)

作り方

  1. 鍋に湯を沸かし、ガラスビーカーにあらかじめ計りで計量したミツロウとホホバオイルを入れて、湯煎をして溶かしましょう(A)(※ミツロウは60℃で溶け始めるので、沸騰させないように注意しましょう※)
  2. (A)をクリーム容器へ入れる
  3. クリーム容器をしばらく置いておくと、うっすらと膜ができます。縁の部分が固まり始めたら、サイプレス → ラベンダー → オレンジ → レモン → ミント の順で精油を入れ、竹串でかき混ぜます。
  4. ある程度混ぜたら、クリーム容器ごと、テーブルなどにトントンと軽く打ち付け、容器に入った空気を抜きます。
  5. 完全にミントバームが冷めたのを確認し、蓋をしっかり閉めましょう。
  6. ラベルシールには作った日付と作ったものをメモし、容器に貼ったら完成です!

※1ヶ月程度で使い切りましょう!
※直射日光は避けて保管してくださいね。

使い方

ミントバームを出勤前にデコルテへ塗ります。鼻づまりで寝苦しい夜には鼻の下に。小さな子供たちには胸骨に沿って優しく、ひと塗りしましょう。

♦ ペパーミント エッセンシャルオイル
シソ科。一般的なミントのシーズンは「夏」 と、思われている方も多いかと思いますが、例えば、春は「花粉症のケアとして、マスクの角に1滴」 夏は「暑さ対策として、ミントスプレーを」秋は「寒暖差による体のリフレッシュとしてボディオイルに」 冬は「カゼ対策として芳香浴」 などと、1年通して活躍してくれる、一家に1本あると便利な精油です◎

では、ペパーミントの“ひんやりするような スーッとする爽やかさ”は一体どこからくるのでしょうか? ミントにはメントールという物質が含まれており、この物質がスーッと感じる正体です。体の部位でメントールを一番感じやすいのは実は目と鼻腔なんですよ。 このことから、クールタイプの目薬や鼻づまりの時に役立つヤードム(※タイの香り薬)が市販で売られている理由がよくわかりますよね。

少し難しく感じるお話かもしれませんが、「メントール」は化学式ではC10H20Oと表記され、メントールの入った物質が、直接肌に触れたり、体内に取り入れられると、メントールが冷感を感じる神経を直接興奮させ、私たちの「ひんやりする」という感覚に到達します。実際に市販されている日用品にも、メントールが使用されている商品(例えば精油やガム、紅茶、スプレー、リップクリームなど)がたくさんあるので、普段の生活の中でも、ぜひメントールに着目してみてくださいね。

♦ サイプレス エッセンシャルオイル

サイプレスはヒノキ科

ヒノキ科。日本人にお馴染みの、ヒノキ風呂の香りに近い香りが特徴で、男女問わず多くの方に人気の精油です。サイプレスの成分である「セドロール」には呼吸を深くさせる作用があるため、b>花粉シーズンの喉のケアにも役立ちますよ。呼吸が苦しい時や咳が長く続いてしまう時は、38度〜42度のお湯をボウルに張り、蒸気吸入を試してみてくださいね。

♦ レモン エッセンシャルオイル
ミカン科。フレッシュですっきりとした香りは、花粉症でボーッとしてしまう頭をクリアにしてくれる香りです。集中力を高めて気分をリフレッシュさせるので、大切な会議の前にミントの精油と一緒にハンカチへ垂らのがオススメ。 また、レモンには強い殺菌作用があるので、風邪の症状によく似た花粉症にお困りの方は、しっかり香りの広がるディフューザーで、芳香浴をお試しくださいね

♦ スィートオレンジ エッセンシャルオイル

スィートオレンジはミカン科

ミカン科。甘い香りで、一度嗅いだら心からホッとするような、リラックス効果の高い香りです。緊張やストレスを和らげるので、つらい花粉症の時期にそっと寄り添ってくれる精油。寝る前にティッシュへ2滴ほど垂らし、ベットサイドに置いてみましょう。翌朝には、気持ちが軽くすっきりとした感覚に◎

プラスα(ブレンドの相性が良いもの)

♦ ラベンダーファインポピュレーションフランス エッセンシャルオイル
シソ科。真正ラベンターと呼ばれる、ラベンダーの中のラベンダー。嗅ぐとホッとする、どこか懐かしい香り。ラベンダーは花と葉から抽出されており、ペパーミントやローズマリーとブレンドすると、香りがマイルドになり、華やかさが増します。

さぁ!ツライ、花粉症の時期こそアロマを有効活用しませんか?
普段とは違ったスッキリとした開放感をお楽しみいただけたら幸いです。ぜひ作ってみてくださいね!

ご注意

◇今回ご紹介した、ペパーミント精油・レモン精油・スィートオレンジ精油は食品ではありません。
◇必ず精油は希釈して使用しましょう。
◇食べ物にはかからないようにしてください。
◇万が一、目に入った場合は綺麗な水で洗い流してください。
◇異変があった場合は医師にかかりましょう。

ハーブチンキバナー

浦山 純菜ライター

投稿者プロフィール

長崎市在住|主婦 「暮らし×アロマ」をテーマに、誰でも分かりやすく、身近に取り入れやすいアロマテラピーを発信中。
イベント実績多数。雑誌やラジオにも出演。小さなアロマスクールも運営している。
Instagram: https://www.instagram.com/aroma.atsuna/
Facebook: https://www.facebook.com/Atsunaaaa

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