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- 【アロマテラピー素朴な疑問】用語の意味は?効果別エッセンシャルオイル一覧「アロマテラピーの基礎知識 第6回」
【アロマテラピー素朴な疑問】用語の意味は?効果別エッセンシャルオイル一覧「アロマテラピーの基礎知識 第6回」
【アロマテラピー素朴な疑問】用語の意味は?効果別エッセンシャルオイル一覧「アロマテラピーの基礎知識 第6回」
アロマテラピーで使用される用語の意味は?
アロマテラピーはスクールで基礎から本格的に学ぶ方や、まずは本やインターネットを見て実践してみようという方まで沢山の方が気軽に実践できる自然療法のひとつですね。でもいざ情報を調べてみると「~~効果、~~効果」と一つのエッセンシャルオイルに対する効果が多過ぎて混乱しちゃう。「そもそも~~効果ってどういう意味?」という疑問や「手っ取り早く、効果にピッタリの精油が知りたい。」という思いが湧いてきませんか?今日はエッセンシャルオイルの「心と体に対する効果」についてまとめてみたいと思います。
体と心に対する働き用語解説
<体に対する働き>
1,鎮静作用 中枢神経に作用し、気持ちを落ち着かせる
2,抗真菌作用 真菌の育成を抑制する
3,抗ウィルス作用 ウィルスの感染と増殖を予防する
4,強壮作用 体や心の機能を高め丈夫にする
5,抗菌作用 最近の増殖と育成を抑えて感染を予防する
6,去痰作用 痰を排出させる
7,鎮痛作用 痛みを緩和、鎮める
8,免疫強化作用 感染症などから体を守るための体内の防御システムを高める
9,鎮痙作用 痙攣を抑える
10,消炎作用 炎症を鎮める
11,解毒作用 老廃物を体外に排出させるのを助ける
12,通経作用 月経を整え月経周期を整える
13,ホルモン調整作用 ホルモンバランスを調整する
14,コーチゾン様作用 副腎皮質ホルモンと似た働きをする
15,抗ヒスタミン作用 ヒスタミンを抑える
16,止血作用 出血を抑える
17,催淫作用 性欲を高める
18,利尿作用 尿の量を増やして尿を体外に排出させる
19,うっ滞(うっ血)除去作用 血液、リンパ液の流れを良くする
20,脂肪溶解作用 脂肪の燃焼を助ける
21,血行促進作用 体内の血液の流れをよくする
22,消化促進作用 胃腸を整え、消化を助ける
23,記憶力増強作用 脳を刺激して記憶力を高める
24,光毒作用 皮膚の炎症、シミなどを引き起こす
25,瘢痕形成作用 火傷痕、傷跡などを目立たなくする
<心に対する働き>
26,抗ストレス作用 ストレスに対抗する力を高める
27,抗鬱作用 鬱や不安に対抗する力を高める
28,自律神経調整作用 自律神経のバランスを調整
29,精神安定作用 緊張状態を緩和して不安を緩和させる
30,幸福作用 気持ちを明るくハッピーにさせる
効果別 エッセンシャルオイル一覧
❤ 鎮静作用 → ラベンダー、ローズ、ゼラニウム、ローズウッド、ネロリ、ローマンカモミール、フランキンセンス、マジョラム、クラリセージ、ラベンサラ、パルマローザ、ベルガモット
❤ 抗真菌作用 → オレガノ、ラベンダー、ティートリー、タイム
❤ 抗菌作用 → レモン、オレンジ、サイプレス、ペパーミント、タイム、ニアウリ、ユーカリラジアタ
❤ 抗ウィルス作用 → オレガノ、ラベンダー、ティートリー、タイム、ニアウリ、ユーカリラジアタ
❤ 強壮作用 → ラベンサラ、ローズウッド、グレープフルーツ、クローブ、キャロットシード、ブラックペッパー、ユーカリラジアタ
❤ 去痰作用 → ニアウリ、ユーカリラジアタ、ミルラ、ヤロウ、ラベンサラ
❤ 鎮痛作用 → マンダリン、ウィンターグリーン、ラベンダー、ラベンサラ、クラリセージ、パルマローザ、メリッサ
❤ 免疫強化作用 → タイム、パルマローザ、ミルラ、ユーカリラジアタ、ニアウリ、ラベンサラ、レモン
❤ 鎮痙作用 → マンダリン、ローマンカモミール、バジル、プチグレン、ラベンダー
❤ 消炎作用 → ウィンターグリーン、ラベンダー、ティートリー、カモミール
❤ 解毒作用 → ジュニパー、セロリ、
❤ 通経作用 → イラン・イラン、クラリセージ、ローズ、ジュニパー、ジャスミン
❤ ホルモン調整作用 → イラン・イラン、クラリセージ、ローズ、フランキンセンス、ゼラニウム、ヤロウ
❤ コーチゾン様作用 → ブラックスプルース
❤ 抗ヒスタミン作用 → ジャーマンカモミール、シダーウッド、パチュリ、
❤ 止血作用 → ゼラニウム
❤ 催淫作用 → イラン・イラン、ジャスミン、ローズ、パチュリ
❤ 利尿作用 → ジュニパー、サンダルウッド、サイプレス、ローズマリー、グレープフルーツ
❤ うっ滞(うっ血)除去作用 ジュニパー、サンダルウッド、サイプレス、シダーウッド、ジンジャー
❤ 脂肪溶解作用 → グレープフルーツ、ローズマリー、セージ
❤ 血行促進作用 → ジンジャー、レモングラス、マジョラム、レモン、シナモン
❤ 消化促進作用 → マンダリン、ジンジャー、レモン、レモングラス、ペパーミント、ベルガモット、マジョラム、
❤ 記憶力増強作用 → レモン、ペパーミント、ローズマリー、スイートオレンジ、ユーカリ、グレープフルーツ、ブラックペッパー
❤ 光毒作用 → レモン、グレープフルーツ、ベルガモット、
❤ 抗うつ作用 → マンダリン、イラン・イラン、ローズ、クラリセージ、ネロリ、パチュリ、ベルガモット、メリッサ、ローズウッド
❤ 自律神経調整作用 → マンダリン、ネロリ、マジョラム、サイプレス、ジュニパー
❤ 精神安定作用 → オレンジ、マンダリン、グレープフルーツ、フランキンセンス、ジャスミン、ジュニパー、プチグレン
❤ 幸福作用 → マンダリン、グレープフルーツ、ローズ、ジャスミン
❤ 瘢痕形成作用 → フランキンセンス、ラベンダー、ジャーマンカモミール、ベンゾイン、スイートミルラ、ヘリクリサム
それぞれの作用に合わせた代表的なエッセンシャルオイルをご紹介しました。殆どのエッセンシャルオイルには抗菌、殺菌作用や免疫を強化する作用が含まれていますが、一つのエッセンシャルオイルに含まれる効果は多岐に渡っています。作用にぴったりの精油を選んで心と体のケアに役立ててくださいね。
次回のアロマテラピーの基礎知識7回目はエッセンシャルオイルとブレンドして使用する基材についての基礎知識です。お楽しみに!