- ナチュロパシー 自然療法
- アロマテラピーの世界, ナチュラルレメディ
- 妊娠中でも使えるエッセンシャルオイル【妊婦の為のアロマセラピー】
妊娠中でも使えるエッセンシャルオイル【妊婦の為のアロマセラピー】
妊娠中でも使えるエッセンシャルオイル【妊婦の為のアロマセラピー】
妊娠中は、喜び、期待、不安、ストレス、そして疲労、眠気、吐き気、便秘、頻尿…等々、心と身体がいつもと違う事に溢れていますよね。匂いにも敏感になり、大好きな精油の香りが嫌いになったり、また精油を使っても安全なのか不安になったりする事もあるでしょう。
妊娠中の精油の使用についてはいくつかの意見があるようです。妊娠初期には使わない方が良い、妊娠中期~後期は使っても良い、妊娠中はずっと使わない方が良いなどと意見が分かれていますが、明確なガイドラインはありません。精油はホルモンに影響を与えるものもありますので、確かに注意は必要です。個人差もありますので、妊婦ご自身が身体の調子を感じとり、産婦人科医にご相談の上、上質な精油を安全と思える範囲で楽しみながらお使い頂ければと思います。
妊娠中でも安全とされている精油
♦ 初期
フランキンセンス、レモン、オレンジ、真正ラベンダー、ベルガモット、ローズウッドなど。
♦ 中期〜後期
ジンジャー、イランイラン、サンダルウッド、ローマンカモミール、ラベンサラ、ティートゥリー、マジョラム、ゼラニウムなど。
♦ 妊娠中には避ける精油
シナモン、パセリシード、クローブ、ローズマリー、アニスシード、ワームウッド、カンファー、セージ、クラリセージ、フェンネル、ヒソップ、ウインターグリーン、バーチ、レモングラスなど。
妊娠中の一般的な症状を精油で緩和しましょう
♥ 塗布する場合は、必ず希釈してご使用ください。1%の希釈(小さじ1杯、5mlのキャリアオイルに1滴)をおすすめします。
♥ バスタブに入れる際は、先にキャリアオイルやハチミツなどとブレンドしてから入れるとお湯に馴染みやすくなり、原液が皮膚に付着する事を避ける事ができます。
♥ ただし初期、中期以降に使える精油を参考にご使用くださいね。
症状別使用法
つわりや吐き気に: レモンやグレープフルーツ、オレンジなどお好みの柑橘系の精油を足裏に塗布、もしくは清潔なガーゼやティッシュに1~2滴落として吸入。
不安: バスタブにイランイラン、もしくはラベンダーを数滴落として入浴、もしくはディフューザーで。
鬱: ラベンダー、ベルガモット、もしくはオレンジをディフューザーで。または、フランキンセンスを足の裏に塗布。
便秘: レモン、ジンジャー、もしくはフランキンセンスをお腹に優しくマッサージ。
疲労時: レモン、またはオレンジをディフューザーで。もしくは清潔なガーゼやティッシュに1~2滴落として吸入。
頭痛: ラベンダーをこめかみや首の後ろに塗布。
不眠: 睡眠時にラベンダー、ローマンカモミール、もしくはイランイランをディフューザーで。または、足の裏に塗布。
ストレッチマーク: ラベンダー、もしくはサンダルウッドをオイルで希釈して気になる箇所に塗布してマッサージ。
高血圧: ラベンダー、もしくはイランイランをディフューザーで。またはバスタブに入れて入浴。
スムーズな出産を助けるために: 陣痛が始まったらクラリセージとゼラニウム(またはジュニパー)を2滴ずつ、10ccのオイルに入れて下腹部や腰をマッサージする(この場合は2%の濃度でOK)
妊娠中の色々な辛い事をエッセンシャルオイルで乗り越えて、ハッピーな時間を過ごす事ができれば良いですね!