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暑い日の栄養補給〜焼きトマトのサラダ&青じそドレッシング〜
暑い日の栄養補給〜焼きトマトのサラダ&青じそドレッシング〜
毎日暑い日が続いて、料理をする気にならない方も多いのではないでしょうか。夏の食卓に良く上がる食材は素麺とよく聞きますが、それだけでは栄養不足になってしまいます。せっかく野菜が美味しい夏の間に旬の美味しい野菜をたっぷり使って栄養補給をしませんか。今回は簡単にできて栄養たっぷりの焼きトマトのサラダをご紹介します。焼くのが面倒と思われる方もいるかもしれませんが、フライパン1つで簡単にできます。トマト丸ごと一個使うので、水分もたっぷり取れて、冷たい飲み物の飲みすぎを防げたり体の冷え予防やダイエットしたい方にもおすすめです。
トマトの95パーセントは水分ですが、食物繊維含有量も多いので腸の健康やコレステロール低下にも効果的です。そして風邪予防や美容に効果的なビタミンCが豊富で、中位のトマト1個には1日に摂取すべきビタミンCの量が約28%含まれます。妊婦さんには欠かせない栄養素でもある葉酸(ビタミンB9)は、細胞や組織機能を正常に働かせるためにとても大切で、夏バテや日焼けで弱った細胞再生にも欠かせない成分です。
そして血液凝固や骨の健康をサポートするビタミンK1も含まれます。油で焼くことにより目や皮膚の健康維持に必要なベーターカロチンの吸収が良くなります。赤い野菜に多く含まれる抗酸化物質の代表とも言われるリコピンはトマトにも豊富に含まれており、体の炎症を抑える役目をするので、特にガン予防に効果的と言われています。
リコピンはトマトの皮に特に多く含まれていますが、トマトの皮にはフラボノイドの一種のフラバノンの一種のナリンゲニンも含まれ、炎症を抑え、病気予防に効果的。またトマトにはコーヒーにも含まれるクロロゲン酸が含まれ、これは血圧を下げる働きがあると言われています。ドレッシングのしその葉は日本のアンチエイジングのハーブとも言われるくらいベーターカロチンや抗酸化作用が豊富です。他にもビタミンC、ビタミンEやカルシウムも含み、ほうれん草やブロッコリーなどの濃い緑の野菜と同じくらい栄養が高い食材です。抗酸化作用の高い栄養素がたくさん含まれるサラダを食べて細胞を元気にして、体調を崩さないように楽しい夏を過ごしてくださいね。
*1日の摂取カロリー2000カロリーとした場合。
材料 2人分
♥ トマト 大1個
♥ 水 ½カップ
♥ オリーブオイル 大さじ2、焼き具合によっては途中で足す。
<しその葉ドレッシング>
♥ 青しその葉 3〜5枚
♥ にんにく 小さめ1片
♥ 醤油 大さじ1
♥ 米酢 大さじ1
♥ オリーブオイル 大さじ½
★Tips★
*トマトはミニトマトでも美味しくできます。
*米酢はドレッシングの酸味を抑えたい場合は大さじ½に減らしましょう。
作り方
1. トマトはなり口の芯を取らずに深めに十字に切れ目を入れます。お尻側は縦に切れ目を入れて、横に3本、8当分になるように切れ目を深めに入れますが、下まで届かないように。
ドレッシングに入れる青じそは千切り、にんにくはみじん切りにします。醤油、米酢、オリーブ油と混ぜておきます。
2. フライパンに水1/2カップを入れて沸騰させ、トマトを丸ごと入れて蓋をして水分が飛ぶまで湯がきます。水分がなくなったらオリーブオイル大さじ2を入れてすぐに蓋をします。中火で5分焼き焦げ目が付くまで焼きます。焦げ目がついたらトマトが崩れないようにひっくり返してさらに5〜7分ほど焦げ目が付くまで焼きます。火力にもよりますので、焦げ目が付くまで焼くようにしましょう。