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【秋の素肌育】潤い満ちて心整う、フランキンセンスの美容液作り♪
- 2020/10/8
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- アロマ、スキンケア, アロマ、美容液, アロマクラフト, エッセンシャルオイル, ティーツリー, フランキンセンス、美容液, ホホバオイル, ローズヒップオイル, 精油
【秋の素肌育】潤い満ちて心整う、フランキンセンスの美容液作り♪
トラブル知らずの 「素肌」。
世界中の誰もが考えている、永遠のテーマ”美肌”
ですが、今年はそうも行かないかも…。
まるでジェットコースターのように変わる世界のお天気に、抑圧されたコロナ時代。分かってはいるものの、慢性的な心の疲れと、マスクを手放せないストレスが、知らず知らずのうちに蓄積され、気付いたらお肌の調子も右肩下がり…と言う方、多いのではないでしょうか。
そこで今回は、トラブル知らずの肌へと導いてくる、フランキンセンスとティートリーを使った、 「毎日使える手作り美容液」 をご紹介いたします♪
揺れる気持ちを穏やかにし、お肌へ潤いを与えてくれるフランキンセンスと、少しでも現状を冷静に受け止め、前向きに進む力を与えてくれるティートリーをセットで使うと、その効果をより発揮してくれますよ。
また、これからの乾燥する季節に備え、植物油はローズヒップとホホバをブレンド。筆者はこの美容液を使っている時の肌の調子がとても良かったので皆さんもぜひ、作ってみてくださいね。
材料 大体1ヶ月程度で使い切りましょう
♥ スポイト付きの遮光ガラス瓶(10mlサイズ)
※誤って倒したり、高いところから落す等、容器が割れないようにご注意くださいね。※
♥ ラベルシール(あると作成日が判り、便利です。)
<基材>
♥ ローズヒップオイル 5ml
♥ ホホバオイル 5ml
<精油>
♥ フランキンセンス 1滴
♥ ティートリー 1滴
※お肌に良さそうだからと言って、合計で2滴以上入れないようにしましょう。肌トラブルの元となりますので、滴数は守りましょう♪※
作り方 作成時間:3〜5分程度
1. スポイト付き遮光瓶に、ローズヒップオイルとホホバオイルを各5mlずつ入れる。
2. 精油を各1滴ずつ入れる。
3. スポイト瓶の蓋をしっかりと閉めて、20回ほどよく振る。
4. 日付と材料を記入したラベルシールを貼って完成!
作成中〜使用中の注意
- 小さいですが、ガラス製品を使うので、割れや欠けることが無いよう、丁寧に扱いましょう。
- お家にペットがいる方は、窓辺やテーブルに作ったものを放置せず、必ず蓋を閉め、ペットの口に入ることがないようにしましょう。
使い方
朝も夜もOK!深呼吸をしながら、肌の感触を確かめるように試してみて♪
1. 通常通りの洗顔をしてから、ごしごし擦らないでトントンとタオルオフをする。
2. 美容液を1〜2滴、掌にとり手の温度で温めるように伸ばす。
3. 肌荒れの気になる部分や、乾燥している部分につけて伸ばしていきましょう。
4. その流れで、セルフケアの範囲で大丈夫ですので、お顔のマッサージもおこない、鎖骨の辺りまで、老廃物を流しましょう。
5. その後に化粧水を塗布して、必ずハンドプッシュ。浸透率がグーンと上がります。
6. 肌の感じや、化粧水の馴染みを確認して、完了です♪
※ 脂性肌タイプの方は、美容液を手に取りすぎず、薄く塗りましょう。
■ フランキンセンス 精油
カンラン科。かつて古代エジプトでは、神事や王の葬儀で用いられ、数種類のハーブや樹脂からなる、神殿の焚香料 “キフィ” の原料の1つでした。一般的には「瞑想の香り」 とも呼ばれ、何かに迷って、心がザワザワしている時に、深く心を鎮めてくれる香り。傷ついた肌を優しくいたわり、潤いを与えて、肌細胞の再生を促してくれるフランキンセンスは、樹皮を傷つけ、そこから取れる樹脂を蒸留して精油にしますが、樹皮はまた再生されることから、「精油そのものが意味を成して生まれてきている」ことが分かりますよね。
■ ティートリー 精油
フトモモ科。大航海時代に「お茶の木」(tea plant)と呼ばれていたティートリーは、現代では殺菌・抗菌作用があるとの研究から、カゼの季節のウイルス対策として、一般に広く知られることとなりました。近年では、ティートリーの抗炎症作用にも注目され、ニキビ肌のケアにも役立つとされていますよ。香りはユーカリにも良く似ていますが、やや柔らかい印象を受けます。慢性的な疲れを感じている方にもおすすめの精油ですので、1日の疲れを癒す、アロマバスとして使ってみてはいかがでしょうか。
■ ローズヒップオイル
バラ科。美白効果や抗炎症作用が期待でき、荒れた肌や乾燥肌のケア、肌の若返りや、シミやシワ、色素沈着の予防などにおすすめのローズヒップオイルは、女性の強い味方。肌に伸ばすとやや重たい印象を受けるローズヒップオイルですが、ホホバオイルとブレンドすることで、伸びが良くなりますよ。ただ、酸化しやすいので、少しずつ購入し、単体で使用する場合は3週間程度で使い切るようにしましょう。
■ ホホバオイル
ツゲ科。スキンケア全般におすすめのホホバオイルは、安定性が高く、耐温性もあるので、長期間保存しやすいのが特徴。どの肌質にも合うので、初心者さんでも扱いやすく、1つ持っていると安心の植物油ですよ。また、化粧落としとしても役立つので、乾燥しやすい季節の秋〜冬にかけては、普段使っている化粧落としをお休みして、ホホバオイルを使ってみても良いでしょう。
その場合は、お湯やぬるま湯で顔を一旦流し、手のひらでホホバオイルを温め、通常の化粧落とし同様に顔に塗った後、石鹸や洗顔料で2度洗いをしましょう。不思議なくらいしっとりしますよ。お風呂上がりは慌てて化粧水を塗ることもなくなり、一石二鳥です♪
ご注意
◇今回ご紹介した、全ての精油は食品添加物ではありませんので誤飲には十分にご注意ください。
◇万が一、精油が目に入った場合は綺麗な水で洗い流してください。
◇3歳以下のお子様への、精油を使用したトリートメントはお控えください。
◇3歳以下のお子様は、芳香浴での精油の使用は可能です。
◇お子様が精油を飲み込んでしまった場合は、吐かせずに、すぐに医師の診察を受けてください。
◇お肌に合わないと感じたら使用をすぐに中止しましょう。
◇異変があった場合は医師にかかりましょう。
大切なペットと暮らす、ご家族のみなさま
犬や猫だけではなく、たくさんの動物たちの嗅覚は、私たち人間よりも格段に鋭いのをご存知ですか?
そのため、人に対する精油の使用であっても、ペットに害が及ばないように注意しましょう。
例えば、精油を用いた暮らしをする場合、香りをペットたちの鼻先にいきなり持っていかないようにご配慮くださいね。できる範囲でアロマのある暮らしを楽しんでいただけたらと思います。今回は美容液ですが、誤って倒してこぼれてしまった場合、ペットがそれを舐めないようにする配慮が必要です。
また、日常からアロマスプレーなどを作成したい方は、以下の計算式を参考にしていただけたら幸いです。
<濃度の計算式>
(例)100mlの水に対して、0.1%濃度の場合 2滴
100×0.001= 0.1 → 0.1÷ 0.05(0.05は、精油1滴あたりの数量です。0.05/滴)=2