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【3日間集中!】贅沢バームで 「疲れたお肌」の、正しいアロマスキンケア♪
- 2020/9/3
- アロマテラピーのレシピ, アロマテラピーの世界, ナチュラルDIY
- お風呂、スキンケア, アロマクラフト, アロマスキンケア, アロマバーム, エッセンシャルオイル, フランキンセンス, マカダミアナッツオイル, マスク、肌荒れ, ミツロウ, 肌、夏バテ
【3日間集中!】贅沢バームで 「疲れたお肌」の、正しいアロマスキンケア♪
3日間でアナタの肌は変わります。
暦の上ではすでに「秋」ですが、「お肌の夏バテ」 していませんか…?世界的にも記録的な猛暑になる地点がいくつもあるようで、連日熱中症にご注意をというニュースをよく見かけますね。
真夏の紫外線による、乾燥ダメージも気になりますが、特に今年は、新型コロナウイルスの影響もあり、マスク生活が余儀なくされていますよね。残暑が続く9月のマスクは非常に辛いもの。そして、湿度や温度差、マスクに付着した化粧や汗、皮脂、ゴム跡の痒み、繊維かぶれなどが原因で、例年以上に肌トラブルに悩まされている方も多いのではないでしょうか。無論、私もその一人です。
そこで、今回は、そんなトラブル肌を解決し、さらには夏バテ肌をも癒してくれる、5種の精油を贅沢に使用し、お風呂でもマッサージできる贅沢バームをご紹介いたします。このバームは長く乾燥が続いた肌と季節の変わり目で不調を感じやすいお肌をしっとりと潤して、夏のダメージ肌を優しくケアしてくれますよ。
3日間集中ケアで、お肌のトーンアップ&徹底した保湿ケアでしっとりふっくら肌を叶えましょう!
材料 : 大体1ヶ月程度で使い切りましょう
♥ 蓋付きのガラス瓶容器 50gサイズ(遮光がベスト)
※誤って倒したり、高いところから落す等、容器が割れないようにご注意くださいね。※
♥ はかり
♥ 100ml ガラスビーカー
♥ 湯せん器具
♥ ミニ泡立て器(ない場合は、ガラス棒or竹串でもOK!しっかり混ぜましょう)
♥ ミニヘラ
♥ ラベルシール(作成日を書いておくと便利です。)
<基材>
♥ マカダミアナッツ油:20ml
♥ ローズヒップティーを濃く煮出したもの:10ml
(市販のローズヒップティーでOK!できればオーガニックを選択しましょう)
♥ ミツロウ:5g(柔らかいバームがお好みの方は、3〜4gにしましょう)
♥ シアバター:20g
<精油>
♥ フランキンセンス 2滴
♥ ゼラニウム 4滴
♥ ローズマリー 1滴
♥ パルマローザ 1滴
♥ パチュリ 1滴
作り方 作成時間:15〜20分程度
1. 100mlビーカーに♥を入れ、ラップをかけて湯せんにかける。
(分離しやすいので湯気が出てきたらミニ泡立て器で10〜20回ほど混ぜる
2. 溶けたら湯せんから取り出し、ミニ泡立て器で30秒ほどムラのないように全体をよく混ぜる。
3. 精油をパチュリ→フランキンセンス→ローズマリー→パルマローザ→ゼラニウムの順で入れ、ミニヘラでよく混ぜる。
4. 50mlのガラス瓶容器にミニヘラで移し入れる。
5. しっかりと固まるまで放置する(約1〜2時間あるいは1日放置してもOK!)
6. 固まったのを確認した後に、日付と材料を記入したラベルシールを貼って完成!
作成中〜使用中の注意
- 湯せん器具を使用するので、火傷には十分に注意しましょう
- できる限り、ボウルやヘラは、食事用とアロマクラフト用で分けましょう。
- ガラス製品を使うので、割れや欠けることが無いよう、丁寧に扱いましょう。
- お家にペットがいる方は、窓辺やテーブルに作ったものを放置せず、必ず蓋を閉め、ペットの口に入ることがないようにしましょう。
使い方
朝晩&お風呂の中で使用OK!できる限り、3日間はしっかり朝晩使ってみましょう。
1. ごしごし擦らないで通常通りの洗顔をする
2. バームを中指の第2関節分くらいまで取り、手のひらに置く。
3. まずはバームをすりつぶすように、手の温度でしっかりと温めていく。
4. バームの粒々感がなくなってきたら、くすみやシワ、毛穴の開きが気になる部分へ塗布する。
5. ついでにお顔のマッサージも同時に行っていく。
6. 最後は、化粧水をつけたコットンで丁寧に拭き取るか、洗顔をし、化粧水などで整える。(バームのベタつきが気になる方はぬるま湯で2度洗いをしましょう。)
― 「洗顔後、焦って化粧水をつける」ことが無くなるくらいしっとり体験 ―
■ マカダミアナッツ油
お肌の若返りをサポートしてくれるパルミトレイン酸が豊富なマカダミアナッツ油。パルミトレイン酸は、ヒトの脂肪組織のグリセリドも含まれているため、肌馴染みが良く、サラッとしたつけ心地が特徴です。また、「酸化しにくい・高い保湿力・紫外線から肌を守る」と言った3拍子揃った、優秀な植物油です♪
■ フランキンセンス 精油
カンラン科。乾燥した半砂漠地帯に生息するフランキンセンス(別名ニュウコウジュ)は、お肌を潤し、柔らかくします。瘢痕形成(はんこんけいせい)作用と言って、傷の回復を早めてくれる作用も持ちあわせており、傷ついた肌を若返らせてくれる素晴らしい精油です。フランキンセンス自体が乾燥地に育ち、幹から染み出した乳白色の「樹脂」が精油になることを鑑みると、植物の持って生まれた能力がそのままヒトの体に反映されるのは、とても興味深いことですよね。
■ゼラニウム 精油
フウロソウ科。シミやシワ、お肌の若返りを助け、皮脂バランスの調整作用があるとされ、スキンケアには大活躍のゼラニウム。収斂(お肌の引き締め)作用があるので、乾燥肌とオイリー肌の2パターンに対応できますよ。ホルモンバランスの調整作用もあるので、更年期の情緒不安定な時期や、ストレス性の不調があるときには特に役立つ精油です。
■ ローズマリー 精油
シソ科。デオドランド(制汗)作用に優れているローズマリー は、オイリー肌を清潔にし、引き締め、吹き出物を予防する働きがあります。むくみ対策の強い味方でもあるので、バームでお顔のマッサージを行う際には、リンパの詰まりやすい、小鼻の脇や、頬骨の辺りをお親指の関節でぐいぐい押してみましょう♪
■ パルマローザ 精油
イネ科。スキンケアには非常に役に立つ精油の一つ。新しい肌細胞の再生を助けて、収斂(お肌の引き締め)作用・抗真菌・抗菌作用もあり、全ての肌タイプさんにオススメです。特に老化肌・痒みのあるお肌の方は、ローズやラベンダーとのブレンドで潤いと弾力の回復が期待できますよ。
■ パチュリ
シソ科。東洋的な重みを感じる香り。肌細胞を再生させて、新陳代謝を促して、たるんだお肌の収斂(引き締め)作用、老化肌や吹き出物のケアや対策にも役立ちますよ。グラウディングを助ける精油でもあるので、気持ちがフワフワする時、緊張や不安が強い時、ストレスで肌荒れが気になる時にも使用したい精油。
ご注意
◇今回ご紹介した、全ての精油は食品添加物ではありませんので誤飲には十分にご注意ください。
◇万が一、精油が目に入った場合は綺麗な水で洗い流してください。
◇3歳以下のお子様への、精油を使用したトリートメントはお控えください。
◇3歳以下のお子様は、芳香浴での精油の使用は可能です。
◇お子様が精油を飲み込んでしまった場合は、吐かせずに、すぐに医師の診察を受けてください。
◇お肌に合わないと感じたら使用をすぐに中止しましょう。
◇異変があった場合は医師にかかりましょう。
大切なペットと暮らす、ご家族のみなさま
犬や猫だけではなく、たくさんの動物たちの嗅覚は、私たち人間よりも格段に鋭いのをご存知ですか?
そのため、人に対する精油の使用であっても、ペットに害が及ばないように注意しましょう。
例えば、精油を用いた暮らしをする場合、香りをペットたちの鼻先にいきなり持っていかないようにご配慮くださいね。できる範囲でアロマのある暮らしを楽しんでいただけたらと思います。
また、日常からアロマスプレーなどを作成したい方は、以下の計算式を参考にしていただけたら幸いです。
<濃度の計算式>
(例)100mlの水に対して、0.1%濃度の場合 2滴
100×0.001= 0.1 → 0.1÷ 0.05(0.05は、精油1滴あたりの数量です。0.05/滴)=2