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- 【トラターカ(Trataka)】~目の健康にキャンドルを見つめるヨガ~
【トラターカ(Trataka)】~目の健康にキャンドルを見つめるヨガ~
【トラターカ(Trataka)】~目の健康にキャンドルを見つめるヨガ~
手足を伸ばしたり、複雑なポーズをするばかりがヨガではありません。瞑想や屍のポーズのように身体の動きがないものもあります。ハタヨガの中には6つの浄化テクニックがあり、今日ご紹介するのはその中の一つの「トラターカ」、キャンドルの炎を見つめて目を浄化するヨガです。
効果
目の筋肉を強くし、視力、記憶力、集中力を改善。自信や忍耐力をアップし、心は穏やかに、また不眠や夜尿症も改善するといわれています。
やり方
1. 床に座る位置から1メートルくらい先にキャンドルを置き火をつけます。キャンドルの位置は座った状態で真正面に来るようにし、炎が座った時の目の高さになるように台の上などで調節してください。
2. 床に座りますが、正座でもあぐらでもご自分が楽な方で構いません。背筋を伸ばし肩や腕を楽にし、手はヒザの上に乗せましょう。炎が揺らいでいれば、窓を閉めたりエアコンを消すなどして安定した炎にしましょう。
3. 目をつぶり、ゆっくりと呼吸を続けリラックスします。
4. 呼吸が整ったら目を開き、まばたきせずに炎を見つめます。炎の色は場所によって違いますが、上部の明るい部分を見つめましょう。少し辛くても目をつぶらずに見つめてください。
5. もうこれ以上は無理というところで、目をつぶります。炎の残象が見えたらそれを見ますが、目はリラックスしたままで力を入れないようにしてくださいね。
6. 残像が消えたらまた目を開けて炎を見ます。これを3回ほど繰り返してください。
まばたきをせずに炎を見つめる時間は最初は10秒~15秒ほどかもしれませんが、慣れると1分~5分くらいはできるようになります。
▼Tips▼
他のヨガポーズ同様、食後は避け胃が軽い状態の時、早朝か夜就寝前に行いましょう。昼間に行う場合は炎に集中できるように部屋を暗くすると良いでしょう。あまりに我慢して目を開け続ける必要はありませんが、涙が少し出てくるくらいまでは頑張ってみてください。瞑想をされる方は、このトラターカの後にされる事をお勧めします。
※身体に故障のある方、妊娠中の方は必ずお医者さまの指示に従って行ってください。