座り過ぎには健康リスクがある

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座りすぎは寿命を縮める!?現代社会が生む健康リスク

近年、驚くべきスピードで進化するテクノロジーによって、現代人のライフスタイルも劇的に変化しつつあります。今や動かずしてあらゆる事を可能にする便利な時代になりましたが、その利便性と引き換えに、現代人は新たな健康リスクに直面しています。American Journal of Preventive Medicineは『長時間座り続けることで早死のリスクが増大する』と発表し、『SEDENTARY DEATH SYNDROME』と名付けられたこの現象は、喫煙よりも深刻な問題だとして警鐘を鳴らしています。さらに、世界20か国を対象にした調査の平均が約5時間なのに対し、日本人は約7時間と、かなり長時間座っていることが明らかになり、働きすぎと言われる日本人の生活環境の改善は大きな課題になっているようです。

座りすぎの弊害

座り過ぎによるエコノミークラス症候群 

『座る』という人間の動作は、身体の約70パーセントを占める足の筋肉の収縮を一時的にとめてしまう動作です。これによって第二の心臓と呼ばれるふくらはぎの活動が低下し、血流が停滞することで糖や脂肪、老廃物などの異物が血液中に流れ出してしまいます。このような状態が長期化することで様々な疾患を助長してしまうのです。アメリカで約8000人を対象にして行われた調査でも、1時間以上座り続けている人の早死のリスクは、30分に一度席を離れている人に比べて高くなっていると報告されています。リスクの高いものとして以下のような疾患が挙げられています。

・心疾患
・高血圧
・脳梗塞
・糖尿病
・がん
・鬱や認知症 等

近年、よく耳にする『エコノミークラス症候群』は、長時間機内に座ったままの状態が引き起こす血流の停滞でできる血の塊(血栓)が、肺の血管を塞いでしまうことで突然死に至ってしまう<肺血栓塞栓症>として知られています。

下半身の中で一番大きな筋肉<大腿四頭筋>の活動は、糖代謝や脂肪の分解酵素の分泌を活発にするために大変重要な筋肉です。この筋肉の活動が座る動作によって妨げられると上記のような疾患にかかるリスクを増大させてしまうのです。しかも残念なことに定期的に行うエクササイズなどでは、座りすぎのリスクは相殺されないといった意見も出ています。つまり長時間座り続ける行為自体を改めなければいけないということなのです。

対策

座り過ぎの予防に歩く

オフィスワークなど座る仕事を余儀無くされる人は、30分から1時間に数分程度、椅子から離れ、歩くなど足を動かしましょう。動くことが難しい場合は、座ったままでもかかとの上下運動や足首や膝を動かすなど血流を止めないように工夫しましょう。もちろん日々のエクササイズは健康維持において大変重要な要素であり、生活習慣を含め、できるだけ危険因子を減らしていくことは基本です。便利な社会は諸刃の剣です。現代社会が生み出すものはメリットだけではありません。デメリットにしっかりと向き合うことも大切なのです。
グルタチオン
Reference:
Can J Appl Physiol. 2004 Aug;29(4):447-60; discussion 444-6.
Scand J Work Environ Health. 2015 Nov;41(6):519-28. doi: 10.5271/sjweh.3526.
Am J Clin Nutr. 2012 Feb;95(2):437-45. doi: 10.3945/ajcn.111.019620. Epub 2012 Jan 4.

MIUKO

MIUKOライター

投稿者プロフィール

健康情報番組が大好きで、より良い健康法の飽くなき探求に日々アンテナを張り巡らす自称「健康探偵シャーロックおばちゃん」。うまい話にはすぐ飛びつきます。

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