プリックリーペアー(ウチワサボテン)

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【プリックリーペアー】~トゲトゲの下に隠された栄養と健康効果~

プリックリーペアー(Prickly Pear)、プリックリーとは「トゲトゲの」という意味、そしてペアーはご存知「洋梨」ですね。見ての通りトゲトゲのサボテンのプリックリーペアーは、メキシコや南アメリカの北部を原産とするオプンティア属のサボテンです。学名はOpuntia ficus-indica-オプンティア・フィカス・インディカですが、一般的にプリックリーペアーという通称で呼ばれています。和名はうちわサボテン。確かにうちわのように平たく丸い形をしていますが、これは茎。その上に洋梨のような実が生ります。プリックリーペアーの外側はトゲもあり皮も硬いですが、中身は柔らかく生でも調理しても食べる事ができ、この原産地では古くから主食としても大切な植物だったそうです。実の香りはキュウリに似ており、スイカを凝縮したような味ですが、スイカほど水分はありません。実だけではなく、葉、花、茎も食べる事が出来ます。栄養豊富な上、抗炎症作用、抗酸化作用が高いので、今はヨーロッパやオーストラリアでも栽培されています。

ウチワサボテンの健康効果

プリックリーペアーにはどんな成分が入っているの?

さて、そんなプリックリーペアーにはどのような成分が入っているのでしょうか。

タンパク質、炭水化物、脂肪、食物繊維、オメガ-3脂肪酸、オメガ-6脂肪酸、そしてビタミンA、ビタミンB群(リボフラビン、ナイアシン、B6、葉酸)、ビタミンCビタミンKカルシウム、マグネシウムカリウム、銅、リン、亜鉛、ナトリウムなどが含まれています。更に、フラボノイド、ケンペロール、ケルセチン、ベタレインなどの抗酸化物質も豊富です。

プリックリーペアーの効果・効能

糖尿病に

ウチワサボテンは糖尿病に効果的

原産地のメキシコでは古くから糖尿病の治療にプリックリーペアーを使っていたそうです。2型糖尿病の患者を対象にした研究でも、プリックリーペアーを朝食に摂ると、インスリンレベルを下げ、血糖値、血中脂質値を改善したと発表されています。プリックリーペアーに多く含まれる食物繊維が功を奏したようです。

心臓の健康に
高コレステロール値と高血圧は、アテローム性動脈硬化や冠動脈性心疾患などの心臓病になるリスクを上げる要因です。プリックリーペアーに含まれる豊富な食物繊維は、コレステロール値と血圧を下げる働きがあります。血圧を正常化するカリウムも含まれる上、抗酸化作用も高く、心臓の健康には大変良い食品と言えるようです。特にベタレインは、血管の内側の壁の強化に関係しているので、血管の健康にも効果的です。

骨の健康に

ウチワサボテンは骨の健康に効果的

プリックリーペアーには豊富にカルシウムが含まれています。35~55歳の女性を対象にした研究がメキシコで行われましたが、プリックリーペアーは骨密度を上げ骨粗しょう症の予防に効果的である事が示されました。カルシウムの他にもマグネシウムやビタミンKなど骨の健康に必要な成分が含まれています。

減量に
豊富な食物繊維は減量にも役立ちます。食物繊維は、満腹感が長く保たれる上に、脂肪を結合して体外に排出する働きもあります。

肝臓を守る

ウチワサボテンは肝臓を守る

プリックリーペアーは古くから二日酔いの治療にも使われていましたが、研究では肝臓を保護する働きも示されています。豊富な抗酸化物質が酸化ストレスを軽減して肝臓を守ってくれるからなのです。

ガン予防に
プリックリーペアーにはビタミンAやC、フラボノイド、ベタレインなど抗酸化物質が豊富です。フリーラジカルによる細胞の酸化ダメージを修復する働きが強く、酸化の状態を改善する事が研究でも示されています。更なる研究が必要ですが、ガン予防に大きな期待が持てます。
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使用法

新鮮なものが手に入れば、トゲを取り皮を剥いて生で食べる事ができます。種は食べても大丈夫ですが、堅いので出した方が良いでしょう。

ウチワサボテンのジャム

ジュース、ジャム、シロップ、ピューレ、サプリメントなどが販売されています。またお肌や髪の健康にも良いので、スキンケア、ヘアケア用のオイルもあります。

注意点

食品として摂取する分には安全とされています。抽出物の摂取は用量を守り、短期間の使用であれば安全とされていますが、妊娠中や授乳中の方は、食品としての摂取以外はお控えになる方が良いでしょう。血糖値を下げる働きがあるので血糖値コントロールのお薬を服用されている方はご注意ください。
ホリーバジル大

Reference:
https://jandonline.org/article/S2212-2672(14)01021-1/fulltext
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0308814602005502
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3661902/
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4109417/
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4209543/
https://academic.oup.com/ajcn/article/80/2/391/4690322

Misako

MisakoMAGAZINE 編集責任者

投稿者プロフィール

父の教えにより子供の頃からマクロビを実践。薬の怖さ、予防医学や食生活の大切さを叩き込まれる。現在はLAでマクロビをベースにヨガと瞑想を行い、体と心の健康をさらに高める毎日を送っています。

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