フェンネル

20160920-01

フェンネル【Fennel】

フェンネルはパセリ、キャラウェイ、ディルの親戚で、1.5mから2mの草丈になり、葉は糸状の形をした植物です。白か淡い緑色をした茎は甘く歯ごたえがあります。実際フェンネルはそのすべてを食べる事ができ、味はアニスや甘草のようにとても口当たりが良いです。

フェンネルは食欲を抑える事から、古代ギリシャでは細く育つという意味のマラスロンと呼ばれていました。数百年後、アメリカの清教徒は教会での礼拝中空腹をしのぐためにフェンネルの種を同じ理由で使っていました。フェンネルは2,000年以上も前から食事や医療用のハーブとして利用されて、古代ギリシャでは疝痛を起こした幼児の痛みを和らげるため、また母乳を上げている母親の母乳が出やすくするためにフェンネルを使っていました。

フェンネルは、消化を助け、口臭を防ぎ、のどの痛みを和らげ、感染した歯茎を癒し、母乳をでやすくする薬草効果があり、昔のハーブ研究者も現代の研究者も、フェンネルには胃腸を健康にする効果があると言っています。むくみ、お腹にたまったガス、下痢、胃のむかつき、食事の量を減らし、便秘薬から来る吐き気などの副作用を抑える効果があります。また、幼児に対しては、疝痛、お腹の張り、むくみを減らし、母乳をよく飲むようになる効果があります。

フェンネルが属するウイキョウ属はユーラシア大陸が原産で、その中のフィノッキオ、またはイタリアフェンネルと呼ばれるものは野菜として根元近くの肥大した茎を食用とし、種には強い香りがあり、おもに香辛料として用いられています。土壌にも依りますが、だいたい1mから2mほどに成長し、茎は黄緑から濃い緑で茎の先に小さな黄色い花が傘状に咲きます。細かい糸状の枝の葉は細く、花は黄色く傘を広げたような形をしいて、花は7月から9月にかけて咲きます。

栽培

少なくとも5,000年前にはギリシャで栽培されていました。中国の西からカスピ海へと広がり、ヨーロッパ全体に広まったとされています。中世、中央ヨーロッパから北部へと広がり、961年ごろにはスペインでも栽培されていて、アメリカには、ヨーロッパの海外移住民と共に入って来ました。それが、カリフォルニア州からワシントン州まで自然と広がり道端でも見かけるようになりました。東海岸でも見かけますが西海岸ほどではありません。

セラピーとしての利用

消化を助ける
疝痛
月経障害
咳と風邪

フェンネルは医療用と食用のハーブとして知られています。香りはアニスや甘草と似ていて、パンやイタリアンソーセージ、またザワークラウトなどに使われています。医療用としては、フェンネルの種にガスを排除する効果があり、お腹が張り痛んだり、また痙攣するのを和らげる働きがあります。幼児に対する研究では、フェンネルだけでも、またはカモミールやレモンオイルと一緒に用いたとしても疝痛を抑える効果があると言っています。慢性便秘の患者を対象とした研究結果では、フェンネルが入ったハーブのお茶を飲ませたところ大きな効果が見られました。フェンネルの種を噛むと口内の消臭に効果があり、また消化を助けることはインドではよく知られていることです。フェンネルの種は、咳止めや風邪薬に香り付けと医療効果のために加えられることがあります。

使い方

お茶の場合、1カップのお湯に粉々に砕いた種を入れ10分間放置してた後ざるで濾す。子供に与えるときは、冷ましてから飲ませても良いです。

 

青汁

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Yuhei

Yuhei編集スタッフ

投稿者プロフィール

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神経質でストレスをため込む性格が災いして、日本では何かと体調不良な日々を送っていましたが、ここカリフォルニアに移住して快適な青い空の下、食事やライフスタイルに気を付けながらの生活が功を奏したのか、今は毎日健康そのものです。

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