自然治癒力を高める【メディカルハーブってなに?】 知っておきたいハーブの基礎知識。

メディカルハーブとは
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チンキのコピー

自然治癒力を高める【メディカルハーブってなに?】 知っておきたいハーブの基礎知識。

メディカルハーブは主に自然療法の中の治療方法のひとつで、植物の薬効を利用したホリスティックケアです。

メディカルハーブの歴史

メディカルハーブの歴史は古く、紀元前3000年頃にはエジプトなどで薬として使用された記録も残っていますが、19世紀ころにはハーブの中から薬効成分を抽出できるようになり、やがて薬へと発展していきました。
現在でも薬の1/4は薬効のあるハーブを元に作られています。薬の発展とともに一時は廃れてしまったように見えたメディカルハーブも近年になり薬の副作用の問題や、メディカルハーブ自体の作用が見直され再び注目を浴びています。アメリカでも自然療法への関心、自然派思考の人々の増加とともに病気の治療や予防、健康維持にメディカルハーブを選ぶ人が増えてきています。

メディカルハーブはどうやって作用するの ?

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ハーブは幅広く、ハーブと呼ばれる殆どの植物には何らかの薬効が含まれていますが、中でも薬効性が高く治療に用いられるものを「メディカルハーブ」といいます。メディカルハーブは1種類のハーブに対して何十種類以上もの薬効が含まれているものもあり、 これらの薬効成分が体の中で多方面に渡って働きかけてくれます。 対して、薬は単一の有効成分を体にピンポイントに働きかけることを目的に作られています。例えば、頭痛薬で有名なアスピリンは西洋シロヤナギというハーブに含まれるサリシンという鎮痛成分だけを単一に取りだし、 薬にすることで痛みの緩和に集中的に働きかけています。ただし、その分誤った使用方法などで副作用を生じることがあるのも事実です。

それに対してメディカルハーブはハーブに含まれるビタミン、ミネラルなどの栄養成分の他に、薬理作用や抗菌作用など、 それぞれのハーブ独自の成分が共鳴することで、体の中でバランスよく働き全身にやさしく作用してくれます。メディカルハーブを摂取する方法として、古くからチンキハーブティが利用されてきましたが、 メディカルハーブは体に穏やかに作用し、副作用もほとんどないので安心して使用できるのが利点で、 小さなお子様から高齢者にいたるまで安心して使用できるのが特徴です。

ハーブティとハーブチンキの違いは?

ハーブティーはお湯で出すことから水溶性成分が溶けだすのに対し、ハーブチンキはウォッカなど度数の高いアルコールを使用することので水溶性成分に加え、油溶性の薬理成分も抽出させることができるうえ、長期間保管ができます。より治療効果を求めたい場合にはハーブチンキがおすすめですが、ハーブティにはハーブチンキにはない心をほっとさせるリラックス効果や、味や香りを楽しむなど五感から感じる治療効果も加わり、楽しみながら続けられるというメリットがあります。目的によって使いわけるといいですね。

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簡単なメディカルハーブの利用方法

今までの説明でメディカルハーブが、堅苦しくて難しそうな気がしてしまったかもしれませんが、こんな風に簡単に考えてまずは気軽に利用してみましょう。

身体をキレイにしたい方には
デトックスやアレルギーなどに効果のあるハーブを選びましょう。
ダンディライオン、クリーバーズ、ネットル、マリアアザミ、バードック、ニームなど

心をキレイにしたい方には
リラックス、精神安定、不安を解消、緊張をほぐす効果のあるハーブを選びましょう。
セントジョーンズワート、カモミール、ホリーバジル、レモンバーム、パションフラワーなど

肉体疲労が取れない方には
デトックス + リラックス効果のあるハーブを選びましょう。
ロディオラ、リコリス、アストラガルス、シベリア人参マカシサンドラなど

同じ目的であっても、メディカルハーブの作用には個人差があります。ハーブ単品で効果が出る場合もあれば、ブレンドすることでより相乗効果によって効き目が高くなる場合もありますが、ブレンドを誤ると効果がでなくなることもあります。ハーブの効果を生かしたブレンドを作るにはハーブの効果をより深く理解し、適量を配合する知識と経験が必要になりますので、自然療法に精通する経験豊富なハーバリストに相談されることをおすすめします。
メディカルハーブチンキ

 ご家庭でハーブチンキを作る方法 → http://shizenryouhou.com/wp/?p=8075

メディカルハーブを使用する際に注意したいこと

1,オーガニックな食用ハーブを選びましょう
海外からハーブが輸入される場合には、ポプリなど雑貨品として輸入されている場合がありますので、必ず食用として輸入されているものを選んでください。また一番重要なのは農薬等を使用しないオーガニックまたはワイルドクラフトのハーブを利用することです。農薬や化学物質に汚染されるハーブを抽出させると薬理効果と同時にこれらの成分も抽出されてしまうため、効果以上に悪影響を受けてしまうこともあります。特に漢方薬としても使用されるハーブは環境汚染が激しい場所で栽培されている場合もありますので注意が必要です。

2,ベストな収穫時期に採れた物を購入しましょう。
野菜と同じくハーブにも旬の時期があります。旬の時期に収穫されたハーブはエネルギーレベルが高く薬効成分が詰まっています。

3,ドライハーブの加工が適切なものを選びましょう。
上手に乾燥され、適度な大きさにカットされたものを選んでください。適切に乾燥されたハーブは新鮮な香りが残っているのに対し、乾燥しすぎのハーブは香りが飛んでしまっています。また保存状態が悪い場合いはハーブが湿っぽく感じます。またよいハーブを選んだら、購入後には密閉出来る容器に移し替えて、日の当たらない場所で保管しましょう。

4,信頼できるお店を探しましょう。
市販のハーブチンキを購入する場合には、伝統的な製法を守って作られている信頼出来るメーカーのものを選んででください。市販品の中には成分を早く抽出させるため熱や圧力を加えてわずか2日で製造されたものが売られている場合もあります。通常、伝統的な製法を守って抽出されたハーブチンキの抽出にはハーブの種類によって最低でも数週間、長いもので数ヶ月を要します。

心と身体を癒やし、そして地球環境をも癒やしてくれるのが本物のメディカルハーブ

世界中で環境汚染が進んでいく中では、エコロジカルに植物を育てることが重要であり、それが安全性と効果につながっています。
環境汚染や農薬の使用は人間だけでなく植物にも悪影響を与えていますが、エコロジカルに育てられた植物は、 植物の効果を増幅させてくれるだけでなく、自然に土壌を浄化して地球の再生にもつながっていきます。そうして育てられたメディカルハーブの土壌、水など生育環境の全てがエネルギーのバイブレーションとなり、 最高の効果を生み出すメディカルハーブとなります。メディカルハーブを利用する際には心と身体だけでなく、地球環境にも気を使っていきたいですね。

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【ニーム】ニキビやアトピーなど皮膚の問題を改善、デトックス効果もあるハーブ

セントジョーンズワート(西洋オトギリソウ、ヒペリカム)

ミルクシスル【Milk Thistle】~本場ドイツでも認められている肝臓強化のハーブ~

Miho

Miho編集スタッフ SHOP担当者

投稿者プロフィール

レシピとアロマ記事。アレルギーや慢性的な体の不調が改善された経験から「自然療法」にハマる。資格;調理師免許、アロマテラピー、CIDESCOエステティシャンetc…。マルチプレイヤーを目指して最近はNaturopathy SHOPのあれこれも担当しています。日々の経験から役立つ情報をお届けします!

◆Naturopathy SHOP 〜メディカルハーブ&アロマ〜
https://shizenryouhou.com/shop/

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