呼吸器系のトラブルに役立つ、タンポポ似の素朴なハーブ【コルツフット】

coltsfoot-eyecatch
share onShare on FacebookTweet about this on TwitterPin on PinterestEmail this to someone

img_cover018%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc

呼吸器系のトラブルに役立つ、タンポポ似の素朴なハーブ【コルツフット】

和名がフキタンポポというだけ、タンポポに似ていますよね。コルツフットはキク科の多年草で、ヨーロッパ~アジアが原産ですが、今は北米でも南米でも見られます。早春に咲く花のひとつなのですが、花が衰えた後に葉が現れる事から、フィリアス・アント・パトレム―父親より前に生まれた息子―という名前でも呼ばれていたとか。コルツフットはギリシャやローマの時代から喘息や気管支の詰りを緩和する為に使われてきました。1800年代にはパリの薬局の入り口にコルツフットの花を模した紋章が、信頼の証として飾られていたそうです。中国漢方でも咳、喘息、気管支など呼吸器系の薬としてその効能が認められ、使われてきました。

chinese herb

どんな成分が含まれているの?

コルツフット全ての部分は、粘液に富んでいます。フラボノイド、多糖(ポリサッカロイド)、亜鉛ビタミンC、タンニンと苦みのあるグルコシド、花にはフィトステロール、二価アルコール(グリコール)が含まれています。ピロリジジンアルカロイドは毒性ですが、沸騰させると破壊されます。(注意点参照)

どんな働きがあるの?

漢方では、喘息、特に回復期の喘息の症状に効果が高いとされています。気管支炎、咽頭炎、百日咳、インフルエンザ、肺うっ血症の症状緩和に、またヨーロッパに於いても胸の病気の治療として一般的な生薬のひとつとして使われています。
その他、花や葉は湿布として、湿疹、皮膚の潰瘍や炎症を緩和します。

woman coughing

使い方

 花と葉は、煎じ薬、チンキ、シロップとして、風邪やインフルエンザによる咳に。
 湿疹や皮膚潰瘍、小さな傷には、お茶や煎じたものを利用して、湿布として使います。
 コルツフットティー:ティースプーン一杯のコルツフットをカップかティーポットに入れ、熱湯を注いだら、10分程抽出します。お好みでハチミツなどを足してください。

注意点

コルツフットの根には肝臓に悪影響を与えるピロリジジンアルカロイドが含まれていますが、煎じる時に大部分は破壊されますので、低用量で使用し、短期間の摂取に留めましょう。妊娠中、授乳中の方はご使用をお控えください。
img50

【マシュマロウ】~身体の外から内からよみがえる!粘液パワーを使いこなす方法~

【喘息】~命にかかわる大変な病気!早く原因を探して対処したい~

【キャラウェイ】~花粉症やアレルギーからくる咳に効く!過敏性腸炎を持つ方にも~

LINEで送る
このエントリーを Google ブックマーク に追加
[`yahoo` not found]

Misako

Misako管理者 編集責任者

投稿者プロフィール

父の教えにより子供の頃からマクロビを実践。薬の怖さ、予防医学や食生活の大切さを叩き込まれる。現在はLAでマクロビをベースにヨガと瞑想を行い、体と心の健康をさらに高める毎日を送っています。

この著者の最新の記事

関連記事

  1. FB&記事バナーのコピー eyecatch

    2017-9-12

    Naturopathyの「メディカルハーブショップ」がオープンいたしました!

    Naturopathyの「メディカルハーブショップ」がオープンいたしました! 「本物が欲しい。…
  2. shutterstock_paleo diet 4

    2015-2-10

    【注目のパレオダイエットをシリーズで紹介】その3~食べて良いもの 食べてはいけないもの~

    【注目のパレオダイエットをシリーズで紹介】その3~食べて良いもの 食べてはいけないもの~ シリ…
  3. shutterstock_body lotion

    2015-2-9

    ローズ・ボディモイスチャライザーのアロマレシピ

    【ローズ・ボディモイスチャライザーのアロマレシピ】 ツヤツヤのみずみずしいお肌を保つために毎日…
  1. Potassium M
    【カリウム(Potassium)】~多くても少なくてもNG、標準値をキープしよう!~ カリウム…
  2. Pine cone and leaves M
    【精油:ブラックパイン(Black pine)】~松の香りで呼吸器や痛みを改善~ ブラックパイ…
ページ上部へ戻る